子供心をもった大人で、気の利いた人が大好物です。
最近、一日中ブログを書いてるんじゃないかと疑われている渡辺聡さんに、Life is beautifulとかCNetで中島聡・ネット時代のデジタルライフスタイルを書いている中島さんが来日するから飲みにおいで・・・と誘っていただきました。中島さんにお目にかかるのは、たぶん一年半ぶり。諸事情により遅れて席につくと、すでにSIやらエンタープライズやら会話がなんだか難しそうだよ(涙)。でも、Skypeの岩田さんが隣にいらしたので、仕事の打ち合わせ用にSkypeグループchatでいろいろお話しているものの、泣きながら感動の初対面を果たしてみました。やった!
そうこうしているうちに、私の日常にはかかせない小鳥ピヨピヨのいちるさん登場。テーブル中央にいたkwmrさんを呼び出してしまい、いつものメンバー+中島さんをゲストに死にまつわるWebサービスをいろいろと考える。最近、エンバーミングとか人の死にまつわるサービスが増えてきた。葬儀って元々、宗教的な要素の強い儀式だからパッケージ化されて提供されてはずなのにね。それすらも個人の嗜好にあわせ多様化する今だからできるブレストなのかな。
(ま、飲み会でこんな話をしてること自体がマニアックなんですケド)
そもそもは、中島さんがなんとなくうちのnobさんにすすめられてはじめたブログが気がつけば2年たっていて、だんだんブログを書くことが仕事のような状況になってきたこと。Life is beautiful を2年近く書いてきて、これが今、なくなったら僕はショックで立ち直れない。大切な自分の資産であり、それがあるから、仕事の中で個人に自信を持つことができるとおっしゃっていたのがきっかけ。TypePadがずっとなくなることがないよう、50万円ぐらいだったら永代使用料を払ってもいいぐらいだってw。だから、頑張ってくださいと中島さんにおっしゃっていただきました。有料のサービスでユーザーの方にそういっていただけるなんて、なんて幸せなサービスなんでしょう。とかいっておいて、あとはTypePadチームのみなさんよろしくお願いします。
1年ぐらい前に、kwmrさんと話していたことがある。
ブログをお互いに書くことで、久々に会う友達との会話密度が濃くなっていく。
「久しぶり~!何してたの~?」なんていう近況報告で毎回飲み会の2,3時間が終わってしまうなんて、なんか時間がもったいないから飲み会ってあまり効率いいとはいえないし、それだったら、本とか読んでる方が楽しいじゃんとかずっと個人的には思ってました。でも、会っていきなりエントリーのディテイルをつっこんで聞いたり、その続きを一緒に考えたりできるこの時間(というか、参加者全員がブログを持っている飲み会っていうのもかなりレアだと思うが)は幸せな時間だなあと思う。いきなり、指向性があう人ならその人の心の中の、あるいは頭の中の深いところと関わることもできるわけだから。
それにしても、私にとってはこの会社で働くようになった瞬間から趣味だったはずのMovable Typeとかブログが仕事になったわけです。でも、ブログの会社ではなくて、いろいろな仕事をしている皆さんが「職業:ブログ=プロブロガー」と名乗っていらっしゃる状況というのが不思議。
ブログって、その人にとっての何になるんだろうということを一度つきつめて考えてみたいものです。今、このタイミングで。
改めて書くけど、「大好物」って!w
Posted by: SW | 04/21/2006 at 10:11
>SWさん
いいじゃんいいじゃん。
Posted by: shu* | 04/21/2006 at 11:01
いつもぼんやりrssしてます。ブログにコメントするのは初めてです。というのも今回のエントリーはひどく胸を打つ文章だったからです。なんと言うか、12時の長針が一ミリ水平に動いたかのような。「あぁ、そうだようなぁ、そうだようなぁ」て思いました。ブログ、始めようかなぁ。
Posted by: nitian | 04/21/2006 at 13:40
> nitianさん
はじめまして。
私がブログメーカーで働いているからということではなく、書くという行為は精神医学的にも癒しの効果があると認められているそうですよ。
もしよかったら、ぜひはじめてみてくださいませ。
Posted by: shu* | 04/21/2006 at 15:13
参考まで。
・書くことによる「癒し」
http://blogs.itmedia.co.jp/akihito/2006/04/post_ea4d.html
って、一昨日三人一緒でしたね。w
Posted by: SW | 04/21/2006 at 19:16