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来年の大河ドラマの原作。大河ドラマの原作を読むのはずいぶん久しぶりだなあ。
考えてみたら山岡荘八さんの徳川家康(1983年)とか独眼竜政宗(1987年)以来久しぶりに原作を読んだのだだということに気がつきました。20年も前の話で、当時の私は小学生・・・渋い子供だな。徳川家康が20冊以上、独眼竜でも5,6冊はあったような気がする原作が今度は上下巻の2冊のみ。原作の量はあまり関係がないのかしらね。読み始めて見ると、これが面白い。主人公が女性だからやわらかい言葉で語られていくというのもあるけど、男性のように戦場を駆け回るかわりに狭い大奥で人の機微や感情を細かく描いていていわゆる「大奥=女の権力争い」というようなイメージではなく、男性の政治の道具として嫁入りをしながらも結婚相手を愛し、嫁いだ家の色に染まり家を守ろうとする女性の心、そしてその嫁いだ家がたまたま幕末の徳川家だった。和宮降嫁を描いた有吉佐和子さんの和宮様御留とあわせて読むと面白いかも。ドラマでは、篤姫の少女時代に篤姫が初恋の相手だったにもかかわらず薩摩藩で倒幕を推進した小松帯刀にも光があてられて描かれるらしい。小松→篤姫という片想いだったのかどうかはNHKのサイトには書いていなかったけど、自分が人生を共にするひとを選べなかった時代の中で、せめて少女らしい初恋があったのならよいのになあ・・・と思い読み終えて溜息をつきました。
お久しぶりでーーーす♪
宮尾登美子は私一番好きな作家かも・・・。
この人の小説の主人公の女性は常に控えめだけど、強い!こんな女性になれたら・・といつも思わされるところが好き。
この本はまだ読んでいなかったよ。早速読んでみまっす☆
お仕事どうかしら?奇抜なアイデアで頑張ってね~(笑)
Posted by: Kazumi | 12/16/2007 at 21:56
>Kazumiさん
どもども。お久しぶりです。
こないだ、みつたんとかKayoさんと会ったよ(個別に)
>>常に控えめだけど、強い!こんな女性になれたら・・・
すでに私のKazumiさんへのイメージそのままなので、思わずお茶をふいてしまいましたw
結婚するまでと結婚してからのいろいろな物語が交差してくるところがいろいろ考えさせられてしまいました。
奇抜なアイデアw
いやいやー、それがそうでもないですよ。職場に、忍者みたいな服を着てる人がいたりするので奇抜になることはあり得なさそうです。
Posted by: shu* | 12/17/2007 at 01:56