小林聡美さんのGinger L。(ジンジャーエール)での対談連載が一冊の本に!やった!!フィンランドの森下圭子さんが対談をされたというのをお聞きしたのを聞いてから楽しみに読んでいたのですが、森下さんの号を探せずにいて、夏にフィンランドに行った時に農場でこの対談の時のお話を聞かせていただいたけどバックナンバーが見つからなくて読めなくて。。。それもあって、すごく楽しみに買って一気に読みました。
お、面白い…。
人選もびっくりだし、登場する人の意外な一面を散歩をしながら見せてくれるのがなんとも楽しい。東京都内でのお散歩なので、天気がいい日にすぐ出かけなくなるような気軽さがあるのも素敵です。小林さんというと不思議な佇まいの女優さんというイメージがあるけど、ものすごく話がとぶんだけど突然話を元に戻すような…そんな小林さんらしさなんだろうなあと思われる気配りが垣間見えてなんとも素敵。森下さんとのお散歩が一番最初に登場するので、読み終えたら他のは読んだ事があるものもあるから読みとばしちゃうかもな…なんて思っていたけど、雑誌で読むのと一冊の本として読むのはまた違う味わいがあって子供がお昼寝しているわずかな一気に読んでしまいました。
起きてきた娘にも、その面白さを伝えたくて娘が大好きな森下さん(フィンランドの農場でたくさん遊んでもらってから、彼女は森下さんのFace Bookを読んでもらうのを楽しみにしています)のところを読み聞かせしてあげました。すると、「わー、もりしたさんがおともだちとおはなししているみたい。ほんなのに!すぐそこでしゃべっているみたい。」と感想が(笑)。ああ、まさにそんなかんじ!この本まるごとが、そんな身近さと楽しい雰囲気に包まれた一冊でした。まだ、3歳の娘には漢字は読めないというのに彼女の絵本棚にはなぜかこの本が1冊混ざっています。私の本なのに…。そして、時々とりだして眺めては「もりしたさんがわらってるねえ。となりのおねえさん(小林さんのこと)もいっぱいわらってるねえ。」と嬉しそうに眺めています。
森下さんといえば!のこの2冊もまるで本の中でお話しているかのようでしたが。かもめ食堂の撮影がきっかけで生まれた2冊なので、映画がお好きな方にも。りすこにも大きくなったら読ませてあげようっと。
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