今年も誕生日です。
子供を産むたびに思うのですが、親って大変です。
お腹の中で命を育むというのは母体が栄養をとられるんですよね。そして血液から作られる母乳で育つ子供達は血を分けたというより、完全に私の血でできている。そういう時期が、まあ、妊娠中と離乳するまでざっと2年ぐらいあるわけで。なんだか責任重大。そういう想いを経験してみて、誕生日は自分のお祝いというよりも親に感謝をする日になりました。そして、頑張って産まれてきてくれた娘と息子にもしみじみと感謝したい…あれ?今日、産まれてきたのは私でしたか。
でも、夫が祝ってくれるのは別腹です。今日は平日だから自分で用意しようと思っていたら、「たんじょうびはゆっくりするものだよ。」とか娘が言い出し買い物に出かけられず。つまんないな…とすねていたら、夫が花束とエノテカで買ったワインとナニワヤのローストビーフとPatisserie Les Annees Folles のケーキを持って早めに帰って来てくれました。りすこも姉弟が踊っている陽気な絵と手紙をプレゼントしてくれました。
昨年の誕生日は、娘に花束とケーキをとられろうそくを吹き消されて寂しかったのですが、今年はそれを見越した夫が娘用に娘の好きな色で小さな花束も用意してくれていてそんな心遣いが!!と。花束を奪われた私は直前まで忘れていたんですけどね。「そういえば、昨年はりすこにとられたんだよー!」と言ったらそんなこともあったのでじゃじゃーんと小さな花束が。ありがとう。
一緒に食べた美味しかったものを覚えていてくれて、病気がちな息子がいては出かけられないから話題のケーキ屋さんで買ってきてくれて、娘対策まで。そのものも嬉しいけれど、そういう心配りが何より心にしみる贈り物です。
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