今年もよろしくお願い申し上げます。
私は今年も娘との禅問答と息子との体力勝負で、生きてるだけで精一杯な1年になりそうですが、皆様にとって素敵な一年になりますように。
2014年を私は実家で母と夜泣きの赤ちゃんと共に迎えました。ゆく年くる年を眺めながら、母がりすこのオオカミになった話がりすこらしくて一番好きだって話してくれました。
昨年の11月だったかな。同じクラスのHちゃんママが教えてくれたんです。幼稚園のクラスで赤ずきんちゃんのお芝居をした時に、最初はHちゃんがオオカミ役になったのだけどHちゃんはオオカミ役が嫌で泣いてしまったのだそう。そこを、りすこが自ら「せんせい、わたしオオカミやる!やりた〜い!」と立候補して代わったのだそう。Hちゃんママはびっくりして「ちゃんとりすこちゃんにありがとうって言えたの?りすこちゃん、本当は嫌なのに代わってくれたんじゃないの?大丈夫?」と聞いたら、Hちゃんが「りすこちゃん、ノリノリでやってたよ。が〜お、が〜おってすごく楽しそうだった。」と。代わってくれてありがとう。りすこちゃんのそういうところが私、大好きよ。って教えてくれたんです。嬉しいなって。
お友達が泣いちゃったから、可哀想だから代わってあげるとか自己犠牲的なのは微塵もなくて楽しいから代わってあげるっていうの、オオカミといえば悪者とか、女の子なのにオオカミは嫌とかそういう発想じゃないんだね。少し視点を変えたら楽しめる。そっちの方が人生ちょっと楽しそう。そんな訳で、保育士をしているおばあちゃんがりすこにご褒美の絵本を買ってくれました。悪者にされがちな、オオカミとキツネとヘビのちょっといいお話だよ。これからも、娘が自分の物差しで物事を楽しむことができる人に育ってくれますように。
偕成社
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おおたら(藤井)です。
私も小学校1年のときに、学芸会の「赤ずきん」で、オオカミ役の正太郎くんが風邪で休んでしまい、「私、オオカミやります!」って、なぜか台詞をバッチリ覚えていて、演じたことがありました。
寸劇には12人もメンバーがいて、「赤ずきん」は登場人物が少ないので、通常キャストから漏れた私は、なぜか脇役ですらない森のパンダさんとなり、当然台詞なし。
それが準主役のオオカミになれて、ほんとうれしかったんだね。
りすこちゃんのオオカミ役、ものすごく共感。
Posted by: おおたら | 01/11/2014 at 01:11
おおたら(たらづんさんでしょ?)さん
ご無沙汰しております。ああ!!すっかり忘れてましたけど、そうだった。小学校の劇って、木1とか村人1〜5とか1つの台詞を何人もに分けてみたいな無理な配役でしたよね。。。。森のパンダさんから、オオカミへ。台詞があるかないかって、大きな違いだ。それは間違いなく出世です。小さなおおたらさんのはじめてかも知れない出世、それはそれはおめでとうございました♡
りすこ、面白い方に共感していただけて良かったね。明日の朝起きてきたら、おおたらさんのオオカミさんについて一番に教えてあげたいと思います。何て感想を言うかしら。
Posted by: shu* | 01/11/2014 at 02:05